システム開発研修は、要件定義・設計・開発・テストなど、開発工程全体を学ぶための研修です。本記事では、研修の基本を押さえたうえで、選び方・費用・進め方・メリットの概要を人事担当者向けに紹介します。
プログラミングスキルにとどまらず、要件定義・設計・テスト・運用保守にいたる開発プロセス全体を体系的に学ぶプログラムです。新人・若手エンジニアの育成に加え、プロジェクトに関わる情報システム部門や非エンジニアメンバーの理解促進にも適しています。全体の流れを掴むことで、自分の仕事が前後の工程にどう影響するのかをイメージしやすくなるのが特徴です。
学習できるカリキュラムは、研修会社やコースにより様々です。基礎知識のインプットを中心とした座学から、模擬プロジェクトを立ち上げて実践的に取り組むものまで存在します。全体像を学ぶことで、各フェーズのつながりやチーム開発における役割分担を理解。成果物に対してプロの講師から個別レビューをもらう時間が用意されている研修もあります。
学ぶ主な内容例は、以下の通りです。
パートナーとなる研修会社を選定する際は、対応している開発フェーズや受講者レベル、講義形式、演習の充実度などを比較検討することが大切です。単にタイトルだけで決めてしまうと、自社の育成ゴールとミスマッチを起こす可能性があります。あらかじめ目標を明確にしておくと、適したプランを絞り込みやすくなるでしょう。
実施にかかる費用は、受講期間や人数、開催形式、カスタマイズの有無などによって変動。手軽に受けられるeラーニングや公開講座は費用を抑えやすい一方、自社専用にカリキュラムを組む研修は初期費用が高くなりやすい傾向にあります。また、見積りを比較する際は、サポート費用が含まれているかも併せて確認しましょう。
導入の流れは、まず目的の決定を行い、次いで対象者の選定、カリキュラム設計、研修の実施、効果測定(振り返り)と進めるのが一般的です。最初の段階で、誰にどのようなスキルを習得させたいかを明確にすることで、選ぶべきプランや受講形式がブレなくなります。受講者の保有スキルを事前に把握しておくこともポイントです。
導入により、メンバー全員が開発プロセスを俯瞰できるようになり、品質水準を組織全体で底上げする効果が期待できます。また、新人・若手層でも、自身のタスクが全体のどこに位置するかを客観的に理解できるようになるでしょう。組織内に開発共通の認識が生まれるため、連携がスムーズになり、チームの開発力を高められるのがメリットです。
開発プロセスをトータルで学び、実務で自立して動くための基礎力や実践力を養うには、本研修が有効な手段となります。選び方の基準や費用感、導入フローをふまえたうえで、自社の育成方針に合う研修サービスを選びましょう。
当メディアでは育成したい人材像別におすすめ2選を紹介。ぜひ、自社に合うシステム開発研修選びの参考にしてください。